燃料国際

4月の原油輸入、65.7%減の407万kl ホルムズ封鎖の影響が統計に濃く

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電気新聞によると、資源エネルギー庁が5月29日に発表した4月分の石油統計速報で、原油輸入量は前年同月比65.7%減の407万キロリットルとなった。2月末以降のイラン情勢とホルムズ海峡の混乱が、統計上もはっきり表れた形だ。

ロイターは、この輸入量が1962年11月以来の低水準だと伝えている。中東依存度は87.6%で、前年同月から6.1ポイント低下した。中東依存度が下がったというより、中東からの通常調達が細り、代替調達と備蓄で穴を埋めている局面と見る必要がある。

LNEWSの整理では、輸入先はサウジアラビア182万キロリットル、UAE165万キロリットル、米国31万キロリットル、エクアドル10万キロリットル、オマーン7万キロリットルの順だった。原油輸入の変化は、ナフサ、軽油、重油など石油製品側の生産・在庫にも連鎖しやすい。

4月の輸入量が低水準になったことで、代替調達と備蓄の役割が大きくなっている。輸入先、油種、輸送日数、保険料、為替が変わると、発電燃料費や石油製品価格に時間差で反映される。