電力広域的運営推進機関(OCCTO)は5月29日、中東情勢を踏まえた臨時の電力需給モニタリングを更新した。臨時のkWhモニタリングは、今回の公表をもって終了する。
このモニタリングは、中東情勢の急変でエネルギー調達の不確実性が高まったことを受け、発電用のLNGと石油の燃料在庫を発電電力量(kWh)に換算し、2カ月先までの在庫見通しを確認するものだ。4月3日から2週間ごとの金曜日に公表されてきた。
OCCTOは、別途、2026年度夏季のkWhモニタリングを6月12日から開始する予定としている。高需要期に入る前に、燃料在庫の量だけでなく、発電可能な電力量として需給リスクを把握する流れが続く。
臨時モニタリングの終了は、燃料在庫の確認が不要になったという意味ではない。6月12日から夏季向けの監視に切り替わるため、LNGと石油の在庫をkWh換算で見る運用は、高需要期の需給確認として続く。