ロイターは4月18日、EV市場の減速を受け、米国の自動車・電池メーカーが電池工場をエネルギー貯蔵システム向けに転用しようとしていると報じた。AI向け電力需要の増加が新しい需要先になっている。
EV用電池と系統用蓄電池は、求められる性能や寿命、制御方法が異なるが、セル生産やパック化の技術は重なる部分がある。EV販売が伸び悩む局面では、余った製造能力を電力貯蔵向けへ振り向ける動きが出やすい。
日本でも系統用蓄電池の接続申込や市場参加が増えている。海外メーカーがESS向け供給を増やせば、国内の蓄電池事業者にとっては調達価格の低下や競争激化につながる可能性がある。