将来の一定期間に受け渡す電気を事前に価格決めして売買する市場
先渡市場は、将来の一定期間に受け渡す電気を、あらかじめ決めた価格で売買する市場です。短期のスポット市場価格の変動を受けにくくするために使われます。
基本的には現物の受渡を前提にした取引として理解すると、電力先物市場との違いが分かりやすくなります。
JEPXの先渡市場では、週間商品、月間商品、年間商品など、対象期間ごとの商品区分があります。商品ごとに受渡期間、入札単位、取引条件が決められます。
先渡市場は物理的な受渡を前提にする取引です。電力先物市場は、将来価格を対象にした金融的な差金決済が中心です。
小売電気事業者は調達価格の変動をならすため、発電事業者は販売収入を見通しやすくするために利用します。中長期取引の一部として、相対契約やPPAと並んで整理できます。