01
電力先物市場とは
取引時に将来の価格を約定し、満期時にJEPXのエリアプライスなどを基にした最終決済価格との差額を精算します。現物電気の調達や販売と反対方向の先物を保有し、双方の損益を組み合わせます。
02
買いヘッジと売りヘッジ
小売電気事業者
調達価格の上昇に備えて「買い」でヘッジ。スポット価格が上がっても先物の利益で相殺
電力先物市場
将来の価格をあらかじめ約束し、決済時に差額をお金で精算(差金決済)
電気の受渡しなし標準化された商品
発電事業者
販売価格の下落に備えて「売り」でヘッジ。スポット価格が下がっても先物の利益で相殺
スポット価格が変動しても、先物取引の損益で一部を相殺できる
03
JPXの上場商品
エリア、受渡期間、時間帯で商品が分かれる
商品月(限月)
どの月の電力価格を対象にした商品かを確認します。
エリア
東エリア、西エリア、中部エリアの各商品は、参照するJEPXエリアプライスが異なります。
ロードの区分
終日のベースロードか、昼間中心の日中ロードかで対象時間帯が異なります。
最終決済価格
JEPXスポット市場のエリアプライス月間平均などが決済価格の基準になる商品設計です。
04
先渡市場との違い
| 電力先物市場 | 先渡市場(JEPX) | |
|---|---|---|
| 受け渡すもの | 原則お金のみ(差金決済) | 電気そのもの(現物の受渡し) |
| 主な目的 | 価格変動リスクの金融的ヘッジ | 将来分の電気の確保と価格固定 |
| 運営 | 金融商品取引所(TOCOMなど) | 日本卸電力取引所(JEPX) |
| 参加しやすさ | 電気を扱わない事業者・金融機関も参加可能 | 電気の受渡しができる事業者が中心 |
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