将来の電力価格変動リスクを金融的にヘッジする市場
電力先物市場は、将来の電力価格を対象にした金融市場です。発電事業者、小売電気事業者、需要家などが、価格変動リスクを管理するために使います。
実際の電気の受渡よりも、将来価格と決済価格の差を精算する差金決済が中心です。
先渡市場は現物の受渡を前提にした取引として整理されます。電力先物市場は、標準化された商品を通じて価格リスクを金融的にヘッジする仕組みです。
小売電気事業者は将来の調達価格上昇に備え、発電事業者は販売価格下落に備えるために先物を使うことがあります。スポット価格が変動しても、先物取引の損益で一部を相殺できます。
TOCOMの電力先物は、JEPXスポット市場のエリアプライス月間平均などを最終決済価格とする商品設計になっています。商品月、エリア、ベースロード・日中ロードなどの区分を確認します。