市場のしくみ

ブロック入札

連続する複数の30分コマを一つの入札として出し、全コマを一体で約定または不約定とする方法です。発電機の起動費、最低出力、連続運転時間を入札条件に反映できます。

更新日:2026.07.03

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ブロック入札とは

たとえば朝6時から夜10時までの各30分コマを一つのブロックとして入札します。ブロック全体の売買条件が成立した場合に全コマが約定し、一部のコマだけが約定することはありません。

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複数コマを一体で約定する理由

起動費がかかる 発電機は立ち上げるだけで費用がかかります。1コマだけの約定では起動費を回収できないことがあります。
最低出力がある 発電機には「これ以下には下げられない」出力があり、細切れの運転は技術的に難しい場合があります。
連続運転が前提 頻繁な起動停止は設備への負担も大きく、一定時間まとめて動かす前提で採算を考える必要があります。
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通常入札との違い

 ブロック入札通常の入札
単位連続する複数コマをひとまとめ30分コマごと
約定のしかたブロック全体で約定か不約定かコマごとに約定・不約定が決まる
向いている電源起動費・最低出力など運用制約のある火力など柔軟に出力を変えられる電源・需要
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リンクブロックとループブロック

リンクブロック 親ブロックと子ブロックを組み合わせ、親だけ、または親子の双方を約定させます。子ブロックだけの約定は行いません。
ループブロック 2つのブロックを組み合わせ、双方を約定させるか、双方を不約定とします。
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同時市場のThree-Part Offerとの関係

検討中の同時市場では、起動費・最低出力費用・増分費用を分けて入札するThree-Part Offerが論点になっています。ブロック入札は、現行のスポット市場で発電機の運用制約を反映するための手段として位置づけられます。

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JEPXの取引規程