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ベースロード市場とは
電力小売全面自由化後も、ベースロード電源の多くは旧一般電気事業者が保有しています。制度上の供出量をJEPXで売り、新電力が一定期間の電気をまとめて買えるようにした市場です。
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なぜ作られたのか
電源の偏り
原子力・大型水力・石炭火力といったベースロード電源は、歴史的に旧一般電気事業者が多くを保有しています。
新電力の調達手段
新電力がスポット市場だけに頼らず、年間の安定した電気を確保できるようにします。
小売競争の土台
調達条件の差を小さくすることで、料金やサービスでの公平な競争を後押しします。
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供出から約定まで
旧一電など
ベースロード電源の電気の一部を市場に供出
ベースロード市場(JEPX)
受渡期間・エリアなどの条件ごとにオークションで約定
一定期間の電気をまとめて取引
新電力
年間を通じた安定的な電気を調達
04
公表される取引データ
約定価格
新電力の調達コストの目安になります。
供出量と約定量
どれだけ市場に出て、どれだけ取引が成立したか。
参加者
買い手がどれだけ集まっているか。
流動性
売り入札量に対する約定量と参加者数から、取引の成立状況を確認できます。
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中長期取引市場への移行方針
2026年6月の中長期取引市場検討ワーキンググループ資料では、新市場がベースロード市場の目的と役割を代替するとされました。ベースロード市場は発展的に解消する方針です。移行時期と手続きは、2026年7月30日時点で決まっていません。
2026年7月7日の電力事業環境整備ワーキンググループでは、長期脱炭素電源オークションの落札電源をベースロード市場へ供出する場合の供出上限価格も論点になりました。落札電源は他市場収益の約9割を還付するため、市場価格相当単価を使って全体の供出上限価格を算定する案が示されています。
7月28日の同ワーキンググループでは、GX-ETS費用を供出上限価格へ反映するルールの整備に時間を要するため、2026年度の第1回オークションを8月に実施せず、秋に開く案が示されました。ベースロード電源に対応する排出量と排出枠の切り分け方、計算に使う排出枠価格を整理した後、ガイドラインを改定する方向です。
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