旧一般電気事業者等のベースロード電源へのアクセスを整える市場
ベースロード市場は、旧一般電気事業者等が保有するベースロード電源へのアクセスを新電力にも開くために設けられた市場です。
単に安定して発電する電源を売買する場というより、小売競争環境を整えるための制度として位置づけると分かりやすくなります。
電力自由化後も、原子力や大型水力、石炭火力などのベースロード電源は旧一般電気事業者側に偏っていました。ベースロード市場は、新電力が安定的な電源にアクセスしやすくすることを狙っています。
商品は受渡期間、エリア、約定価格などの条件で整理されます。スポット市場の短期取引とは異なり、一定期間の電気をまとめて扱う点が特徴です。
制度の評価では、約定価格、供出量、約定量、参加者、流動性を分けて見ます。取引が成立しにくい場合は、市場としてどこまで競争環境の整備に効いているかが論点になります。