ベスタスは7月10日、洋上風力発電機のナセル最終組立工程を日本へ移す計画が、経済産業省のGXサプライチェーン構築支援事業の対象に採択されたと発表した。
| 対象 | 洋上風力発電機のナセル最終組立工程 |
|---|---|
| 国内拠点 | 専用治具・設備の拠点を福岡県北九州市に設置する計画 |
| 前提条件 | 日本の洋上風力市場の成長と、国内プロジェクトでの受注状況など |
| 国内実績 | 累計約2GWを導入、約1GWが建設中 |
ナセルは風車の主要機器を収める部分で、最終組立や試験の国内対応が広がると、洋上風力の建設港、保守体制、部品供給の実務に影響する。ベスタスは市場の発展と受注の拡大に応じ、日本のサプライヤーとの連携を強めるとしている。
国内の洋上風力は、案件選定後の建設費上昇やサプライチェーン確保が課題になっている。今回の採択は、発電設備そのものだけでなく、部品・組立・港湾側の対応力をどう積み上げるかを見る材料になる。