TERAWHAT電力を、わかりやすく。

週刊AIニュース

2026年9月第4週

AIニュース(2026年9月20日〜26日分)

更新日:2026.09.27

AIニュース(2026年9月20日〜26日分)

今週はOpenAI、Anthropic、SpaceXAIが新モデルを発表しました。MicrosoftはCopilotの新しい入口と自律型機能を予告し、Googleは音声と映像を組み合わせた企業向け機能を提供しました。発表済みでも利用開始が先のものがあるため、9月27日時点の対象と条件を分けて整理します。

OpenAI:GPT-6 Sol・Luna

9月22日、OpenAIはGPT-6シリーズのSolとLunaを発表しました。Solは複雑な仕事やコード作業、Lunaは軽い作業を低コストで処理する位置付けです。APIの料金は入力・出力100万トークン当たりSolが2ドル・10ドル、Lunaが0.10ドル・0.50ドル。従来のGPT-5.6シリーズとの比較で値下げしたと説明しています。

Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduの利用者はChatGPT WorkとCodexで利用できます。FreeとGoではデスクトップアプリからLunaを利用できます。APIではgpt-6-solとgpt-6-lunaを提供します。一方、通常のChatには9月22日時点で未提供です。WorkとCodexへの表示も段階的に進めるとしています。

出典:OpenAIの発表(9月22日)

Anthropic:Claude Opus 5.5

9月22日、AnthropicはClaude Opus 5.5を発表しました。同社は、通常設定の典型的な仕事でOpus 5より費用が約40%少なく、出力速度が30%以上速いと説明しています。API単価は入力100万トークン当たり4ドル、出力は20ドルで、Opus 5の5ドル・25ドルから下がりました。実際の費用は入力の再利用や作業内容でも変わります。

Claude Platformのモデル名はclaude-opus-5-5で、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureを含む各プラットフォームでも提供しています。Pro、Max、Team、席数契約のEnterpriseでは5時間当たりの利用上限を引き上げます。生物・サイバー分野には追加の安全対策があり、一部の専門用途は認証制度によるアクセスを案内しています。

出典:Anthropicの発表(9月22日)

SpaceXAI:Grok 4.7

9月21日、SpaceXAIはコード作業と知識業務向けのGrok 4.7を発表しました。xAI APIではgrok-4.7として利用でき、CursorとGrok Buildでも提供しています。入力100万トークン当たり2ドル、出力6ドルからで、20万トークンを超える入力には別単価が適用されます。

API版は50万トークンのコンテキストに対応し、文字と画像を入力して文字を返します。高速版はCursorとGrok Build向けで、一般のxAI APIには提供していません。公式発表の性能比較は同社が示した条件での結果です。

出典:SpaceXAIの発表(9月21日)、API更新履歴

Google:Gemini 3.8 Live with Live Avatar

9月24日、GoogleはGemini 3.8 Liveの音声対話へ、低遅延の映像アバターを組み合わせる機能を発表しました。音声と映像を同時に扱い、対話中にツールを呼び出すこともできます。Googleは97言語の切り替えに対応すると説明しています。

提供先はGemini Enterpriseです。企業が参照画像から独自のアバターを作る機能は、別途許可された組織に限られます。一般向けGeminiアプリの全利用者に提供されたという発表ではありません。

出典:Googleの発表(9月24日)

Microsoft:CopilotのHome・Code・Autopilot

9月25日、MicrosoftはCopilotアプリの新しい構成を発表しました。HomeはChatとCoworkをまとめ、Word、Excel、PowerPointのファイルをCopilot上で作成・編集する入口です。Codeはアプリや仕組みを作る機能で、Autopilotは目標を渡すと継続的に仕事を進めるエージェントとして紹介されています。

HomeとCodeはFrontierプログラムで今後数週間かけて提供を始めます。Autopilotは9月末に非公開プレビューを広げる予定です。したがって、発表された3機能が全契約者にすでに一般提供されたわけではありません。

出典:Microsoftの発表(9月25日)