旧一電の決算を解説

関西電力 2026年3月期 決算解説

原子力利用率84.1%の収益効果と、定期検査が集中する翌期予想を解説します。

更新日:2026.07.04

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関西電力株式会社

2026年3月期(連結)決算解説

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関西電力 2026年3月期 決算解説スライド 1枚目

決算の要点

関西電力 2026年3月期決算の見方

関西電力の2026年3月期は、減収・小幅減益ながら高い利益水準を維持しました。原子力の高稼働と事業の多角化が利益を支え、自己資本比率や配当も改善しています。

関西電力で確認したい指標
指標2026年3月期前期比・補足
売上高4兆566億円6.5%減
経常利益5,185億円2.5%減
当期純利益3,800億円9.6%減
原子力利用率84.1%1ポイントで経常利益約46億円の感応度
自己資本比率35.1%3.3ポイント上昇
2027年3月期 経常利益予想2,900億円定期検査の集中を織り込む

原子力利用率84.1%

原子力発電所の設備利用率は84.1%でした。関西電力の感応度では、利用率が1ポイント変わると経常利益へ約46億円影響します。高い利用率が火力燃料費と市場調達費を抑え、経常利益5,185億円を支えました。

自己資本比率と配当

自己資本比率は35.1%へ3.3ポイント上昇しました。年間配当は75円、2027年3月期は80円を予定しています。

定期検査が集中する翌期

2027年3月期は原子力発電所の定期検査が集中し、原子力発電量の減少分を火力や市場調達で補う見込みです。経常利益予想は2,900億円で、2026年3月期実績を2,285億円下回ります。

出典:関西電力「決算情報」(2026年4月30日公表資料)