関西電力株式会社
2026年3月期(連結)決算解説
決算の要点
関西電力 2026年3月期決算の見方
関西電力の2026年3月期は、減収・小幅減益ながら高い利益水準を維持しました。原子力の高稼働と事業の多角化が利益を支え、自己資本比率や配当も改善しています。
| 指標 | 2026年3月期 | 前期比・補足 |
|---|---|---|
| 売上高 | 4兆566億円 | 6.5%減 |
| 経常利益 | 5,185億円 | 2.5%減 |
| 当期純利益 | 3,800億円 | 9.6%減 |
| 原子力利用率 | 84.1% | 1ポイントで経常利益約46億円の感応度 |
| 自己資本比率 | 35.1% | 3.3ポイント上昇 |
| 2027年3月期 経常利益予想 | 2,900億円 | 定期検査の集中を織り込む |
原子力利用率84.1%
原子力発電所の設備利用率は84.1%でした。関西電力の感応度では、利用率が1ポイント変わると経常利益へ約46億円影響します。高い利用率が火力燃料費と市場調達費を抑え、経常利益5,185億円を支えました。
自己資本比率と配当
自己資本比率は35.1%へ3.3ポイント上昇しました。年間配当は75円、2027年3月期は80円を予定しています。
定期検査が集中する翌期
2027年3月期は原子力発電所の定期検査が集中し、原子力発電量の減少分を火力や市場調達で補う見込みです。経常利益予想は2,900億円で、2026年3月期実績を2,285億円下回ります。
出典:関西電力「決算情報」(2026年4月30日公表資料)