旧一電の決算を解説

東京電力HD 2026年3月期 決算解説

経常利益4,173億円と災害特別損失9,138億円を分け、4,542億円の最終赤字を解説します。

更新日:2026.07.04

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東京電力ホールディングス

2026年3月期(連結)決算解説

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東京電力HD 2026年3月期 決算解説スライド 1枚目

決算の要点

東京電力HD 2026年3月期決算の見方

東京電力ホールディングスの2026年3月期は、経常利益が4,173億円と大きく改善しました。一方で、福島第一原子力発電所の廃炉関連費用などに伴う災害特別損失を計上したため、当期純損益は4,542億円の赤字となっています。

東京電力HDで確認したい指標
指標2026年3月期前期比・補足
売上高6兆3,285億円7.1%減
経常利益4,173億円64.0%増
災害特別損失9,138億円福島第一の廃炉関連費用など
当期純損益4,542億円の赤字前期は1,613億円の黒字
年間配当0円無配を継続

経常増益と最終赤字の理由

燃料費調整の期ずれ差益や収支改善により、経常利益は前期比64.0%増の4,173億円でした。福島第一原子力発電所の廃炉関連費用など9,138億円を災害特別損失として計上したため、当期純損益は4,542億円の赤字です。

柏崎刈羽6号機の影響

柏崎刈羽原子力発電所6号機の送電再開後、発電量が増えれば火力燃料費を抑えられます。連結業績へ表れる金額は、営業運転の開始時期、設備利用率、代替する火力発電の燃料価格で変わります。

配当と翌期予想

年間配当はゼロで、無配が続きます。2027年3月期の業績予想は、燃料価格、福島第一の廃炉費用、原子力の運転計画を見通しにくいとして公表していません。

出典:東京電力ホールディングス「2025年度決算について(訂正版)」(2026年4月30日公表)