四国電力株式会社
2026年3月期(連結)決算解説
決算の要点
四国電力 2026年3月期決算の見方
四国電力の2026年3月期は、前期の高水準利益からの反動で減益となりました。伊方3号機の稼働は収益の柱ですが、卸販売収入の減少や修繕費・諸費用の増加が利益を押し下げています。
| 指標 | 2026年3月期 | 前期比・補足 |
|---|---|---|
| 売上高 | 7,618億円 | 10.5%減 |
| 経常利益 | 678億円 | 25.9%減 |
| 当期純利益 | 508億円 | 25.6%減 |
| 伊方3号機 利用率 | 81% | 原子力1基が収益を支える |
| 自己資本比率 | 27.4% | 1.4ポイント上昇 |
| 2027年3月期 経常利益予想 | 400億円 | 人件費・諸費用の増加を織り込む |
伊方3号機の利用率は81%
四国電力が保有する運転中の原子炉は伊方3号機です。2026年3月期の設備利用率は81%で、火力燃料費の抑制に寄与しました。卸販売収入の減少、修繕費、諸費用の増加により、経常利益は25.9%減の678億円です。
財務改善を配当に反映
自己資本比率は27.4%へ1.4ポイント上昇しました。年間配当は50円へ増配しています。
翌期は人件費と諸費用が増加
2027年3月期は売上高の増加を見込む一方、人件費や諸費用が増えるため、経常利益を400億円と予想しています。伊方3号機の定期検査日程と利用率が、予想に対する上振れ・下振れ要因になります。