沖縄電力株式会社
2026年3月期(連結)決算解説
決算の要点
沖縄電力 2026年3月期決算の見方
沖縄電力の2026年3月期は、売上は減少しましたが、燃料安と子会社の増益により経常利益・純利益とも大幅に増えました。10社で唯一原子力を持たず、本土と連系していないため、燃料価格や為替の変動を受けやすい構造です。
| 指標 | 2026年3月期 | 前期比・補足 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,202億円 | 6.9%減 |
| 経常利益 | 81.7億円 | 44.2%増 |
| 当期純利益 | 62.3億円 | 44.2%増 |
| 単体の燃料費 | 701億円 | 144億円減 |
| 自己資本比率 | 25.0% | 中期経営計画の目標を達成 |
| 年間配当 | 30円 | 10円増配、3期連続増配 |
燃料費が144億円減少
単体の燃料費は701億円で、前期から144億円減りました。売上高は6.9%減少しましたが、燃料費の低下と子会社の増益により、経常利益と当期純利益はともに44.2%増えています。
本土とつながらない独立系統
沖縄電力の系統は本土と連系しておらず、原子力発電所も保有していません。域内の火力発電で供給する割合が高く、石炭、LNG、石油の価格と為替が収益に反映されやすい構造です。
経営目標を達成、翌期予想は未定
自己資本比率25.0%とROE5%を達成し、年間配当は10円増の30円となりました。3期連続の増配です。2027年3月期は中東情勢による燃料価格を見通しにくいため、業績予想と配当予想を公表していません。