旧一電の決算を解説

九州電力 2026年3月期 決算解説

原子力4基の利用率82.3%と期ずれ差益、翌期の経常利益予想1,800億円を解説します。

更新日:2026.07.04

← 旧一電の決算解説へ戻る

九州電力株式会社

2026年3月期(連結)決算解説

1 / 10

九州電力 2026年3月期 決算解説スライド 1枚目

決算の要点

九州電力 2026年3月期決算の見方

九州電力の2026年3月期は、売上は減少したものの、託送収益の増加や火力単価の低下、燃料費調整の期ずれ差益が効き、2期ぶりの増益となりました。玄海・川内の4基稼働が収益の土台です。

九州電力で確認したい指標
指標2026年3月期前期比・補足
売上高2兆2,472億円4.7%減
経常利益2,070億円6.4%増
当期純利益1,545億円20.0%増
原子力利用率82.3%玄海・川内の4基が稼働
自己資本比率19.9%2.6ポイント上昇
2027年3月期 経常利益予想1,800億円期ずれ反転を織り込む

原子力4基の設備利用率は82.3%

玄海3・4号機と川内1・2号機が稼働し、原子力の設備利用率は82.3%でした。託送収益の増加、火力発電単価の低下、燃料費調整の期ずれ差益が加わり、経常利益は6.4%増の2,070億円です。

純利益と自己資本

当期純利益は20.0%増の1,545億円でした。純資産は18.9%増え、自己資本比率は19.9%へ2.6ポイント上昇しています。

期ずれ差損を見込む翌期

2027年3月期は燃料費調整の期ずれが差益から差損へ変わる想定で、経常利益を1,800億円と予想しています。原子力4基の定期検査日程と燃料価格が収益見通しを左右します。

出典:九州電力「決算情報」(2026年4月30日公表資料)