旧一電の決算を解説

北陸電力 2026年3月期 決算解説

販売電力量3.8%増と減収減益が同時に生じた理由、翌期経常利益350億円の予想を解説します。

更新日:2026.07.04

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北陸電力株式会社

2026年3月期(連結)決算解説

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北陸電力 2026年3月期 決算解説スライド 1枚目

決算の要点

北陸電力 2026年3月期決算の見方

北陸電力の2026年3月期は、販売電力量が増えた一方で、燃料費調整収入や容量確保金の減少が響き、4年ぶりの減収減益となりました。福井火力三国1号機の廃止に伴う特別損失も純利益を押し下げています。

北陸電力で確認したい指標
指標2026年3月期前期比・補足
売上高7,865億円8.4%減
経常利益850億円6.9%減
当期純利益544億円16.4%減
火力廃止の特別損失87億円福井火力三国1号機
自己資本比率24.4%3.9ポイント上昇
2027年3月期 経常利益予想350億円58.8%減の見通し

販売量が増えても売上は減少

総販売電力量は3.8%増えました。燃料価格の低下に伴って燃料費調整収入が減り、容量確保契約金額も減少したため、売上高は8.4%減、経常利益は6.9%減となりました。

福井火力三国1号機の廃止

同設備の廃止に伴い87億円の特別損失を計上し、当期純利益は16.4%減の544億円でした。自己資本比率は24.4%へ3.9ポイント上昇し、中期経営計画の目標25%に近づいています。

七尾大田火力2号機と期ずれ

2027年3月期は、七尾大田火力発電所2号機の停止、燃料費調整の期ずれ差損、前期の利益押上げ要因の反動を織り込み、経常利益を350億円と予想しています。前期実績から58.8%の減益です。

出典:北陸電力「決算・財務情報」(2026年4月30日公表資料)