旧一電の決算を解説

北海道電力 2026年3月期 決算解説

純利益440億円、水力発電量21.9%増、設備投資2,176億円の中身を解説します。

更新日:2026.07.04

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北海道電力株式会社

2026年3月期(連結)決算解説

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北海道電力 2026年3月期 決算解説スライド 1枚目

決算の要点

北海道電力 2026年3月期決算の見方

北海道電力の2026年3月期は、純利益440億円を確保したものの、前期に計上した核燃料売却益の反動で最終利益は減少しました。一方で、燃料費等調整の期ずれ差益や水力発電の増加、送配電・建設事業の増益が本業を支えています。

北海道電力で確認したい指標
指標2026年3月期前期比・補足
売上高8,560億円5.1%減
経常利益613億円4.2%減
当期純利益440億円31.5%減。前期の核燃料売却益の反動
水力出水率103.6%水力発電量は21.9%増
設備投資2,176億円石狩湾新港・脱炭素関連を含む
自己資本比率18.5%1.0ポイント上昇

純利益の減少は前期の特別利益の反動

当期純利益は前期比31.5%減の440億円でした。前期に計上した核燃料の売却益がなくなった影響が大きく、経常利益の減少率は4.2%にとどまっています。

水力発電量が21.9%増加

水力の出水率は103.6%となり、水力発電量は前期から21.9%増えました。自社の水力が増えると、卸市場や火力から調達する電力量を抑えられます。燃料費等調整の期ずれ差益、送配電・建設事業の増益も経常利益を支えました。

設備投資と翌期の期ずれ差損

設備投資は2,176億円で、石狩湾新港発電所や脱炭素関連の案件を含みます。有利子負債が増える中、自己資本比率は18.5%へ1.0ポイント上昇しました。2027年3月期は期ずれ差益が差損へ転じる想定で、経常利益を300億円と予想しています。

出典:北海道電力「決算・財務情報」(2026年4月28日公表資料)