旧一電の決算を解説

中国電力 2026年3月期 決算解説

島根2号機が年度を通じて寄与する中、経常利益が37.6%減った理由を解説します。

更新日:2026.07.04

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中国電力株式会社

2026年3月期(連結)決算解説

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中国電力 2026年3月期 決算解説スライド 1枚目

決算の要点

中国電力 2026年3月期決算の見方

中国電力の2026年3月期は、島根2号機の再稼働や販売増が追い風になった一方、小売競争の激化や送配電部門の減益が重く、大幅減益となりました。財務は回復途上ですが、自己資本比率は15%の目安を前倒しで上回っています。

中国電力で確認したい指標
指標2026年3月期前期比・補足
売上高1兆4,423億円5.7%減
経常利益802億円37.6%減
当期純利益685億円30.4%減
自己資本比率16.8%0.6ポイント上昇
年間配当27円前期と同額
2027年3月期 経常利益予想400億円原発定検、燃料高、送配電減益を織り込む

島根2号機が年度を通じて寄与

島根原子力発電所2号機は2024年12月に発電を再開し、2026年3月期は稼働期間が長くなりました。原子力の発電量が増えると、代替する火力燃料と卸市場からの調達量を抑えられます。

小売競争と送配電収支で37.6%減益

原子力の寄与があった中で、経常利益は37.6%減の802億円でした。小売競争による販売収益の低下と送配電部門の減益が押し下げ要因です。自己資本比率は16.8%へ0.6ポイント上昇しました。

定期検査を織り込んだ400億円

2027年3月期の経常利益予想は400億円です。島根2号機の定期検査、燃料価格の上昇、送配電部門の減益を見込んでいます。年間配当は2026年3月期と同じ27円を予定しています。

出典:中国電力「決算情報」(2026年4月28日公表資料)