ロイターは、ロシアが米国制裁対象施設由来のLNGを、南アジア向けに大幅な割引価格で売り込んでいると伝えた。世界的なガス供給不足を背景に、割安な調達先を探す動きが出ている。
制裁対象のLNGは、価格面では買い手に魅力があっても、決済、保険、船舶手配、二次制裁リスクが伴う。LNG市場では、供給不足と制裁対応が同時に価格形成へ影響している。
南アジアの需要家は価格に敏感で、スポット価格が高い局面では割安なカーゴへの関心が強まりやすい。ただし、制裁リスクを避ける買い手が多いほど、実際に成約できる相手は限られる。